#3 飛行機に乗ること・・・

私は飛行機に乗ることが嫌いだ。

なぜ?多くの人が想像しやすいように、飛行機は空中を進むからだ。

もし、万が一何かの不具合でエンジンが停止したら?もし乗客が、パイロットがクレイジーだったら?もしテロやハイジャックが起きたら?もしやもしや北朝鮮から発射されたミサイルが何億分の一の確率で航行中の飛行機に命中したら??

・・・・と飛行機が怖い理由を列挙し始めたらきりがない。

 

いうたら上記の不安は通常、バスや電車、タクシーなどに乗っても充分に考えられるのである。なのになぜ飛行機だけ怖いのか?やはりそれは空中だからなんだろうな。

何かあった時に落下するのが怖いからなんだろうか?

 

そんな折に米国へ出張することになった。片道12時間のフライトである。

もう恐怖でしかない。しかし!終わってみると全く恐怖感は無く、あと数十時間でも

乗っていたいくらいであった。日航を利用したのだが、日航の機長の腕が良いというのもあるのかもしれないが、まったく恐怖を感じなかった。それには下記の理由があったように思う。

 

1.最新のボーイング787のため翼の中間部に調整翼がついており、気流の流れを安定させてくれる。

 

2.飛行機が不安定になるのは気流の影響を受ける離着陸時。高高度での航行では

意外と安定している(乱気流は有る)。つまり飛行機が揺れる際とその際の機長の対処法を知っていれば今何が起こってどう対処しているのか?今の状況は全然問題ないと

いう事を分かってしまえば意外と恐怖は消えていくのである。

 

3.当たり前だが、そもそも墜落の可能性は限りなく低い。それこそ宝くじにあたったりするくらいのレベルである。あたる可能性が無い・・とは言わないが限りなく低いのである。おそらく地上にいるときに自動車に轢かれないようにするほうがよっぽど大事であるように思える。

 

脈略無く浅く書いてしまったが、飛行機は本当に心配する必要がないように

考えたほうが良いように思う。最終的には万が一、が起こった際は、そういう人生だった!と割り切るのと純粋に言葉を失うほど綺麗な空の光景を見て楽しむほうが

飛行機を乗るうえで大事な気がしてきた・・